2018年10月10日

まほうのらんぷも20歳。祝20周年。

本日10月10日
親の会まほうのらんぷが誕生して20周年を迎えました。

本当にありがとうございました

平成10年10月10日に、知的障がい児を育てる親たちで子どもたちの将来を考え、立ち上げました。
子どもたちの将来の働く場所、通所施設と当時の通勤寮を作るために。
そして、自身たちが運営するのでなく第三者に託すという強い思いで…。

第三者に託す以上は、こどもたちが自立していないといけないということで「余暇活動」をではなく、
まほうのらんぷは「自立支援活動」を行ってきました
内容は一緒です。ただ目的が「楽しむ」でなく「自立」です。

そして、活動開始9か月目からボランティアを導入し、第三者に託すということをしてきました
ボランティア第一号が理事長であり、その後のボランティア講座一期生も今でも仲良くしてくれていて
歴代のボランティアさんは今でも関わってくれる人がたくさんいます。
これは第三者に託すという思いを貫いてきたからこそ

これからも「自立」「第三者に託す」という思い大切にしていきます。
そして、私たちが「第三者に託す」というのは「地域住民に託す」ということ
「地域住民と一緒に暮らす」ということです
それを意識して、支援をしていきます

平成21年に法人化のタイミングで
その第三者に託すという思いを、代表交代ということで私に託してくださいました。
まだ30歳の若造にそんなことを…相当な覚悟だったのではないでしょうか

平成22年事業化で念願の働く場を作り、
親ではない第三者に託す、生活支援をしたいという思いから平成24年にヘルパーステーション開設
重度心身障がい者の親御さんも私たちの思いに共感し、サービスを利用しました。
そして、自分たちのこどもの通所先、そしてグループホームを
まほうのらんぷにお願いしたいという思いで会員になってくれました

らぴす移転を実現できたのも、会員の地域住民の啓発のおかげでもあります
今後は、親御さんたちも安心して生活できるようにグループホームに向けても
頑張っていきます。

この節目に感謝するとともに、気持ちを引き締め、良い法人にしていこうと思います

今後とも多くの方の助けを得ながらの活動になると思いますが
どうぞよろしくお願いいたします。




  

Posted by まほうのらんぷ事務局 at 19:36事務局業務ネットワーク活動の轍むすぶ

2008年06月21日

10年前



まほうのらんぷは今年10月10日に10周年を迎えます。

ということで10年前のことをお伝えしたいと急に思い立ちました。
事務局はこのころ会員ではないので、聞いた話のなりますが・・・

10年前の障がい児を持つ親たちが、将来の生活に不安を感じていました。
同じ障がい児を持つ先輩の親たちから
「今ある障がい者の施設は、10年後にはいっぱいらしい」
「行政は施設を作らないらしい」
「今の子どもたちは行き場も無く、ずっと家にいることも起こるかも」などなど
子育てに頑張りながらも、大人になった時の不安、そして自分たちが先に逝った時の不安を感じていました。

そんな中、「だったら自分たちで作ろう」と考えた数家族が仲間を求めて声かけを始めました
子どもはまだ5.6歳なのに18歳のことを考え動いていくのは難しいことでしょうが・・・
(10年前の今頃は、漠然とした不安でどうしていいのかと悩み考えていたのでしょう)

そして、働く場や暮らす場を作ろうと「まほうのらんぷ」を設立しました。
その後数年間は、今の活動の前身、親睦会的な活動がメインでしたが・・・
将来に向けて一歩踏み出したのでした。

事務局以外は運営委員はすべて、設立時のメンバーです。
今の活動もこの熱い思いが無ければ存在しなかったと思います。
その思いを実現に向けて本気で動く時期になってきたからこそ、
もう一度この思いを思い出し、この頃のメンバーに敬意を払いたいと思います

私もこの活動に関わりだして9年が経ちます。
9年前はただの子ども好きという理由で始めたことが
こんなにも人生を変えることになるとは思いも寄らなかったです

今一度活動の意味を考え、一つひとつ前に着実に前に進みたいと思います。
  

Posted by まほうのらんぷ事務局 at 20:46活動の轍